2025.01.28
ダイノックフィルムと壁紙印刷の違いとは?あなたのインテリアに最適な選択をお手伝いします!

本日は「リメイクシート(ダイノックフィルム)」と「壁紙印刷」の違いについて、詳しくご説明します。どちらもインテリアに使える素材ですが、それぞれに特徴があり、適した用途や選び方が異なります。あなたの部屋の雰囲気を変えるために、どちらが最適なのかを知っておくことはとても重要です。この記事を読めば、壁面を美しく飾るための選択肢がはっきりと見えてきますよ!
ダイノックフィルム(リメイクシート)の特徴
まずは「ダイノックフィルム」について簡単に説明します。ダイノックフィルムは、3M社が商標登録した製品名で、木目や石目などのテクスチャーがあらかじめ印刷されたシートのことです。一般的には「ダイノックシート」や「リメイクシート」と呼ばれることが多いですが、他にも同等品がいくつかあります。代表的なものには、株式会社サンゲツの「リアテック」や、シーアイ化成株式会社の「ベルビアン」、リンテックサインシステム株式会社の「パロア」などがあります。
このシートは、壁紙としての使用はもちろん、家具やドア、さらには商業施設の装飾にもよく使われます。ダイノックフィルムの大きな魅力は、あらかじめテクスチャーが印刷されているため、エンボス加工によって木目や石目などの質感がリアルに再現される点です。特に商業施設では、本物の木材や石材を使うよりもコストを大幅に削減できるため、よく使用されています。
また、ダイノックフィルムは施工が比較的簡単で、シートを貼るだけで美しい仕上がりが得られるため、DIYにも適しています。しかし、注意点として、テクスチャー自体にエンボス加工が施されているため、表面の質感を重視する場合には非常に効果的ですが、デザインの自由度には限界があります。例えば、木目や石目以外のデザインを表現したい場合には少々物足りなさを感じることがあります。
壁紙印刷の特徴
一方、壁紙印刷は、白紙の壁紙にイラストや写真など自由なデザインを印刷する方法です。これにより、木目や石目のテクスチャーを再現することも可能ですが、ダイノックフィルムのようなエンボス加工による質感の再現はできません。そのため、質感を重視する場合にはダイノックシートに軍配が上がりますが、デザイン面では壁紙印刷の方が圧倒的に自由度が高いです。
壁紙印刷の最大の魅力は、木目や石目のテクスチャー以外にも、さまざまなデザインを表現できる点です。たとえば、オリジナルのイラストや写真を壁に大きく印刷することができるので、個性的で独創的なインテリアを作りたい方にぴったりです。また、壁紙印刷は色やパターンを自由に変更できるため、リフォームや模様替えの際にも非常に便利です。
さらに、当店では、個人のお客様向けにDIY施工できるタイプの壁紙も提供しています。剥離可能なタイプや、下地処理が不要な強粘着タイプのシートもあり、施工条件に応じて最適なメディアをお選びいただけます。これにより、簡単にオリジナルの壁紙を作成でき、手軽に空間をデザインできます。
リメイクシートと壁紙印刷の違いまとめ
特徴 | ダイノックフィルム(リメイクシート) | 壁紙印刷 |
---|---|---|
素材の特徴 | 木目や石目などのテクスチャーがあらかじめ印刷されている | 白紙の壁紙に自由なデザイン(イラストや写真)を印刷 |
質感 | エンボス加工により質感がリアルに再現される | テクスチャーに応じたエンボス加工はできない |
デザインの自由度 | 木目や石目など限られたデザイン | 自由なデザインが可能 |
施工のしやすさ | 簡単に貼れる、テクスチャーの質感を活かした施工 | DIY向けの剥離可能タイプや強粘着タイプが選べる |
価格 | 本物の木材や石材より安価でコストパフォーマンスが良い | オリジナルデザインが作れるが、一般的にコストはやや高め |
カッティングシートとダイノックフィルムの誤解
ちなみに、「カッティングシート」と呼ばれることがありますが、これは厳密には誤用です。カッティングシートは、一般的に単色のカラーが施された塩ビシートフィルムを指します。ダイノックフィルムやリメイクシートは、木目や石目など特定のテクスチャーが印刷されたものなので、カッティングシートとは異なる製品です。誤用を避けるためには、正しい呼び名を使うことが大切です。
もし「カッティングシート」に関する詳細や、別の用途について知りたい場合は、姉妹サイト「とまとのカッティング屋さん」もぜひご覧ください。さまざまなカッティングシートをご紹介しており、壁面や家具の装飾にも便利な情報が満載です。
どちらを選ぶべきか?
ダイノックフィルムと壁紙印刷は、それぞれ異なるメリットを持っています。質感を重視したい場合や、木目や石目のデザインにこだわる場合は、ダイノックシートが最適です。一方、オリジナルのデザインやイラストを楽しみたい方、個性的なインテリアを作りたい方には、壁紙印刷がぴったりでしょう。
当店「とまとの壁紙印刷屋さん」では、ダイノックシートを取り扱っていませんが、ダイノックシートでは表現できないようなデザイン性の高い壁紙作成を得意としています。お客様の希望に合わせて、自由なデザインを提供させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
最後に
インテリアの壁面デザインは、部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。ダイノックフィルムや壁紙印刷を上手に使い分けることで、より魅力的な空間作りが可能になります。あなたの理想の空間を実現するために、どちらが最適なのかじっくり考え、選んでみてください。
「とまとの壁紙印刷屋さん」では、オリジナルデザインの壁紙印刷を手軽に楽しめるサービスを提供していますので、ぜひご利用ください!